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自分だけの化粧水をつくってみよう。

Work Shop Report

まずは、化粧水の処方箋づくりから

肌の乾燥をなんとかしたい、シミが気になる、さっぱりした使い心地が好き。
使う人の数だけ、化粧水への想いはさまざま。
その想いを叶えるべく、化粧水を作るにあたっての最初の作業は、化粧水の処方箋づくり。
今回、ご用意した13項目24種類の成分を、自分の目的に合わせて"配合"していくのです。

リン酸L-アスコルビルマグネシウム、グリチルリチン酸ジカリウム、アルファグルコシルヘスペリジンなど、普段あまりお目にかかれない成分がずらり。
成分名だけだと、本当にちんぷんかんぷんです。でもご安心あれ。
多糖体系保湿剤のシロキクラゲ多糖体は「肌に被膜を作って保湿し、抗酸化力もある」
バリア機能改善成分の0.1%水溶性セラミドは「コメ由来の水溶性セラミド。肌のバリア機能を保つ重要な成分」などど、私たちでもわかりやすいように原料の配合目的も書いてあるのです。

まずは、保湿系か、さっぱり系かを選んで、講師の先生がご用意してくれた成分表とにらめっこしながら、配合開始です。13項目の成分を自分の肌悩みに合わせてバランス良く配合すればいいのですが、皆さん初めての経験なので、できあがりのイメージがなかなかできずに四苦八苦。実際は口で言うほど簡単ではありません。

「しっかり保湿ができるものにしたいのですが、どの保湿剤を多めに入れればいいのでしょう?」
「この成分はたくさん入れると、どんな使い心地になるのでしょうか?」
皆さん、次々と沸き上がる疑問を、講師の先生にどんどん質問していきます。

質感を左右する保湿剤を代表して、一番粘り気のあるジグリセリンを実際に触ってみて、自分の配合した化粧水のできあがりをイメージしたり、電卓を叩きながら成分量を調整したり。化粧品とはかけ離れた作業が続きます。

「香料は肌トラブルの原因になる方もいらっしゃるので、天然のラベンダーとローズをご用意しました」と講師の先生。普段、私たちが使っている化粧品に入っている香料は合成のものが多く、それが原因で肌あれを起こしている方もいるとか。こういう知識は、なかなか知る機会はないですよね。

処方箋ができたら、今度は調合。化学の実験ではありませんよ。

処方箋ができたら、今度は実際に調合していきます。
はかりの上に、化粧水ベース溶液が入ったビーカーを置いて、自分が処方した成分をひとつずつ入れていきます。使用感が左右される保湿成分に関しては、皆さんとっても慎重に入れていきます。

ひとつ配合しては、はかりをリセットして、また成分を慎重に図って…と地味な作業が続きます。
はかり、ビーカー、薬瓶に、スポイト。。。写真だけ見ると、なにか科学の実験のよう。
だれも、化粧水を作っているとは想像できませんね。

全部配合ができたら、完成!とはいきません。
これを均一に混ぜなければならないのです。
混ぜる、と言っても、かきまぜ棒でくるくると混ぜたり、ドレッシングをつくるようにシェイクしたりすればいい、というわけではありません。比重も、粒子も違う成分たちを均一に混ぜるには、専用のマシンが必要なのです。

マシンを使って混ぜている姿は、やはりどう見ても科学の実験ですよね。
数分間、攪拌させれば、やっと化粧水の完成!ではありません。
攪拌すると気泡が立ってしまうので、しばらく置いて落ち着かせます。

瓶も私らしくデコレーション。愛着もひとしおです。

レースのリボン、色とりどりのマスキングテープ、アルファベットのスタンプにカラフルなスタンプ台。机の上にあふれんばかりのデコグッズが並びます。そう、この道具たちを使って、瓶をデコレーションしていくのです。やっぱり女子はデコが好き。みなさん、とても楽しそうに、わいわいとデコ作業を行います。

「こんなにたくさんグッズがあるだなんて、うれしい」
「どれも使いたいから、迷っちゃう」
個人ではさすがにここまで集められないので、皆さんちょっと興奮気味。

思い思いのデコができたら、ちょうど化粧水も落ち着いた頃。
瓶に化粧水を入れて、フタをして、やっと完成です!
初めてつくった自分だけのオリジナル化粧水。皆さん、感慨深く眺めています。

「初めは思うような化粧水ができなくてもいいんです。このワークショップを通して、毎日使う化粧水の成分について興味をもっていただく第一歩になればうれしいですね」と講師の先生。
普段、何気なく使っているものだけに、改めてひとつひとつの成分の名前や、役割について注目していなかったですよね。今回のワークショップはある意味、衝撃の連続だったのではないでしょうか?

トラブルのない美肌の第一歩は、化粧成分の正しい知識から。
これを機に、配合成分で化粧品を買う、という新しい化粧品の買い方が芽生えるといいですね。

Participant Interview

オリジナル化粧水づくりは、一度体験するとハマります。

お母様と参加されたこちらの方は、実は化粧水づくりは2回目。
「前回、作った化粧水が本当に気に入っていたのですが、使い切ってしまい、同じ物は買えないし、自分では作れないので今回も参加しました。今回は前回のをベースに保湿と抗酸化力に注目して少し改良しました。ひとつずつ成分を吟味しながら作れたので、これも絶対気に入ると思います!」とにこやかにお話してくださいました。オリジナル化粧水の醍醐味は、回を重ねるほどに深く感じるようですね。

本当に自分の肌に必要なものがわかったいい機会。化粧品の買い方が、変わりそう。

この方は、昨年行われた雑誌「リンネル」のイベントで、こちらのワークショップを知ったとか。
「処方箋を考えるのが、本当に難しかったです。ハリとか美白など気になるキーワードを選んで、厳選して配合してみました。自分の肌に本当に必要なものと、そうでないものとが見極めて作れるのが嬉しいですね。今まで化粧品大して知識がなかったけど、これを機に今後の化粧品選び方が変わりそうです」と実感を込めてお話してくださいました。自分の肌と対話しながら作れる、オリジナルならではですね。